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知らずに毎日摂っている「危険な油」。買うときに注意する点・選び方。

自然派生活

私たちが毎日摂っている油。

中には危険な油も出回っています。(中には?ほとんど)

市場に出回っている油のほとんどは、「遺伝子組換え」の原料を使っている油だということを知っていますか。

子供には食べさせたくないですよね。

しかし、醤油や油に関しては、原料の「遺伝子組み換え」に関する表示義務はありません。

私たち消費者がきちんと判断して買っていく必要があります。

そこで、安全な油を求めていろいろな油を試している私が、油を買うときに見るポイントをお伝えしたいと思います。

現時点でおすすめできる油も最後にご紹介します。

油の危険性

お皿に入れている油

油のほとんどは遺伝子組換え原料

例えば、菜種油の場合。

市場に出回っている油のうち、95%が遺伝子組換えの原料を使っています。

大豆油:100%
コーン油:100%
綿実油:99%
菜種油:95%

大豆油と聞くとピンとこないかもしれませんが、サラダ油にも含まれています。

サラダ油なんて、ほとんどのご家庭で使われているのではないでしょうか。

遺伝子組換えの食品を食べることによって、いろいろな病気につながる恐れがあります。

ご家庭にある油は大丈夫でしょうか。確認してみてください。

安心できるものとしては、米ぬかから作られる米油は、今のところ遺伝子組換えの心配はありません。

ぬまなか
ぬまなか

ただ米油は「溶剤抽出」なので、そこだけが残念ポイント。

溶剤を使って油を抽出する

原料から油を取り出す際に

・圧搾
・溶剤抽出

と2つの方法があります。

圧搾:圧力と熱で油を絞る方法。「圧搾」「一番搾り」などという表示が目印。

溶剤抽出:ノルマルヘキサンという石油系の溶剤を使って油を抽出。脱臭や脱色という工程を経て、油となる。

どちらが良いのかは言うまでもないですが、溶剤抽出をする過程で「トランス脂肪酸」が発生してしまう問題があると言われています。

トランス脂肪酸は心筋梗塞などの心臓の病気になる恐れがあると言われていて、海外では使用禁止になっています。(マーガリンなどにも含まれています)

溶剤抽出の場合は、もちろんわざわざ書いてありません。必ず「圧搾」と書いてあるものを選ぶようにしてください。

酸化のスピード

油によって酸化するスピードは様々です。

例えば、健康志向の方が買いがちな「えごま油」。どうして箱や濃い色の瓶に入っているか知っていますか?

高いからではありません。酸化しやすいからです。

えごま油はα‐リノレン酸を多く含み、これが健康に良いとされています。

しかし、化学式的には「多価不飽和脂肪酸」で、炭素の2重結合が3つあります。

この2重結合がある部分に酸素が結びつくので、大変酸化しやすいのです。

なんと、2500倍も早く酸化します。

酸化した油は体にとってよくありません。

下痢などの症状を引き起こすことだけではなく、動脈硬化を引き起こすなどの危険性もあります。

もちろん油によって酸化のスピードは違います。大豆油は酸化に弱いです。

反対に、ごま油や米油は比較的酸化しにくいと言われています。(ただ油なので酸化は避けられません)

原料に使われている農薬

原料に使われている農薬も心配です。

例えば、ひまわり油に使われる「ひまわりの種」ですが、輸入のものであればほぼ「除草剤」を使っています。

調べてみると、国産のものでも除草剤を使っているところがありそうでした。

食品に除草剤・・・

今では除草剤もドラッグストアで簡単に手に入りますが、食用油にこんなものを使っているのかと思うと、怖いです。

環境破壊のパーム油

パーム油の木

パーム油は世界で一番使われている油です。

しかし、このパーム油にも問題があります。

パーム油を手に入れるために行われる環境破壊が問題になっています。

パーム油の原料となるアブラヤシを栽培するために木は切り倒され、アブラヤシ農園に変えられています。

↓こちらの記事が参考になります

油を手に入れるために、熱帯雨林はどんどん減っていき、動物たちにも影響を及ぼしています。

もちろん動物だけではなく、人々も住む場所を失ったり、またその仕事をする児童労働の問題も出ています。

自分が口に入れている油の裏にそんな事があると思うと、考えてしまいますよね。

また、パーム油にはBHAという酸化防止剤が添加されています。これは、輸入の段階で品質が落ちないようにするためです。

このBHAは「発がん性が疑われる物質」ですが、パーム油だけに添加が許可されています。

「パーム油」?買っていませんよ!

という人もいると思いますが(私もそう思っていました…)、買っていない=口にしていない、ということではありません。

実は、パーム油はいろいろな商品に使われています。中華麺、お菓子、チョコレート、パンなど、いろいろなものに入っています。

パーム油
=植物油
=植物油脂
=ショートニング
=マーガリン

パーム油は、知らないうちに摂っている油です。

まとめ:油を買うときに5つのポイントをチェック!

鍋が2つ並んでおり、その前に油が入った容器が置いてある

購入する時には以下の点に注意しましょう。

・遺伝子組換えでないか
・圧搾という記載があるか
・酸化しにくいか
・国産原料か(できれば)

まだ日本では遺伝子組換え作物を植えることはできないようになっているので、国産だと安心です。(その分高いですが)

その上、国産であれば、輸送の際に使われる農薬(収穫後に使う農薬=ポストハーベスト)のリスクも減らせます。

この基準でスーパーに行くと「買うものがない!」ということに気づかれると思います。

こだわっているスーパーや、ネットで手に入れるしかないのが現状です。

迷ったらこれを買おう!おすすめの油3選。

パルシステムの菜種油

出典:パスシステムHPより

パルシステムという宅配サービスはご存知ですか。

他にもいろいろな宅配サービスがありますが、パルシステムでは素材にこだわったものが売られています。

おすすめなのが、パルシステムの『圧搾一番しぼり菜種油』

原料で使われてる菜種は

「非遺伝子組換え」
圧力で搾った「一番搾り」のみ

加熱に強く、酸化しにくいので、使ったあとにきちんとこせば、くり返し使えます。

紙パックに入っており、マイクロプラスチックの害もありません。(ペットボトルの容器だと中のプラスチックの成分が溶け出てしまう恐れがあります)

宅配サービスでしか手に入らないのが残念なのですが、ネットでいい油を買うよりずっと安く変えます。

一つ難点といえば、量が多いことです。我が家はあまり油を使った料理をしないので、消費に時間がかかってしまいます。

油をよく使うご家庭ならコスパもそこまで悪くないので、おすすめです。

必要な時だけ注文できるサービス(タベソダ)もあり、毎週頼む必要はありません。

配送料はかかってしまいますが、地域によってベビー特典などもありますし、価格の値段も抑えられているので、十分もとは取れると思います。

公式サイトはこちら↓

生協の宅配パルシステム

太白胡麻油

私はこちらも使っていました。

ごま油ですが、ごまの風味や香りはほとんどないので、普通の油と同じように使えます。

ごま油は酸化しにくく、圧搾法で作られているので安心です。

ただどこの産地のごまを使っているのか特に記載はないので、そこだけが心配です。

自然の味

こだわっている商品が多いのがこのブランドです。

遺伝子組換え原料は使用しておらず、圧搾の菜種油です。

容器が瓶ではないのが残念ですが、楽天でも手に入るので挑戦しやすいと思います。

毎日使う油だけでも安全なものに変えよう

「食源病」

食事が原因で病気になる人が増えています。

変えなければならないものはたくさんありますが、全部一気にできませんよね。

それならまずは、毎日使うものからでも変えて行きたいです。

油を変える

まずは第一歩として考えてみてください。

私もまだまだですので、これから頑張って行きます!

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