6月の初旬。
それまでは毎日普通の便が出ていた息子ですが、突然便がゆるくなりました。
風邪をひいたりしていたので、それの前兆だったのではないかと気にせずにいましたが、なかなか治らない。
風邪がすっかり治っても。
1ヶ月半くらい、1度も普通の便が出ませんでした。
オムツを変えるといつも「やー!」と勢いよく腰を上げ下げするので、「やめてー!!!!!」とキレるのが一番大変でした。(最近は「やー!やらない?」とオムツ交換のたびに聞いてきます。)
ただ1日に何回も便が出る(下痢)わけではなく、2〜3日に1回だけ。
病気っぽくはなかったのでそのまま様子を見ていましたが、さすがに長すぎるので病院へ。
しかし、やはり別に悪い物(病気)ではなさそうと整腸剤を処方されました。
整腸剤の前にできることがあるのではと、まず食事を調整。
そうしたらやっと普通の便が出るようになりました。
また便の話?って感じですが(便のトラブル多すぎw)、子供の便で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
①冷えに気をつける
まずやったことはお腹を冷やさないようにしました。(誰でも思いつくわ!)
6月はちょうど暑くなってきた時期で、冷房も使い始めていました。
それまでは「下着+パジャマ」で寝かせていましたが、暑そうなのでパジャマだけにし始めたのもこの時期。(お腹を出して寝ていることもしばしば)
冷えが原因かなと、下着着用を徹底。
また息子の普段の飲み物は水ですが、この頃から「冷たいのが良い!」と言うようになり、常温より少しだけ冷たい水も与えていました。
それをできるだけ息子にバレないように、温かめにして、内臓を冷やさないように注意しました。
子供は冷たいのを欲しがると思いますが、やはりつっめたい飲み物は時々の方が良いと思います。
②梅干しを毎日食べる
また梅干しを毎日食べることにしました。
梅干しが腸に良いことは以前にもお伝えしていますが、悪い菌を殺して腸内環境を整えてくれます。
それまで梅干しを与えたことはなかったのですが、試しに与えてみたところ「美味しい!」と言っていたので、それからは毎日与えています。(1個は多いので、4分の1くらいです)
「美味しい!」と感じるということはそれを身体が求めているのだと思います。
以前紹介した梅醤番茶ですが、息子はこれも好きでよく飲んでいます。(私はあまり好きではありません)
この「毎日の梅干し」も腸内環境を整えてくれるのに一役買ってくれた気がします。
③陰性の食べ物を控える
そして一番効果があったのは「陰性の食べ物を控える」でした。
陰性の食べ物とは、簡単に言えば身体を冷やす食べ物です。
今の季節だと、きゅうりやトマト、茄子などの夏野菜や、豆腐などの大豆製品もそうです。果物も基本的には陰性です。
ちなみに一番身体を冷やすのは「砂糖」で極陰性と言われます。
ちょうど6月になって暑くなってきた時期でした。必然と陰性の食べ物が増えていたのかもしれません。
バナナ、プルーン、アボカド、きゅうり、トマト・・・中でもバナナが大好きで、私も便利だからとおやつによく出していました。
しかしバナナは南国で採れる果物です。
南国で採れる果物は、もちろん身体を冷やします。
夏野菜も6月だと少し時期が早かったのかもしれません。
バナナやプルーン、アボカドなどの果物(野菜)を出すのをやめました。
夏野菜は火を通す、または時々にして、積極的に与えるのは本格的に暑くなってきてからにしました。
また、保育園で熱中症予防として「塩+砂糖入りの麦茶」を飲ませてくれていたようで・・・(お気遣いありがとうございます!真顔)
砂糖なんて一番身体を冷やすので(本当に微量だとは思いましたが)、普通の麦茶に戻してもらいました。
春夏は排出の時期で身体にとって必要なこと
普通の便が出るようになったとはいえ、完全に治ったわけではありません。
普通の便が出た後に、軟便が続くこともあります。
正直便が緩くてどうしようかなとずっと悩んでいました。(もちろんバナナうんちの方が良いのは当然ですが)
でもこれも息子の身体にとっては大事なことなのかもと思うようにしています。
まず前提として春夏は「出す」時期です。
反対に秋冬は溜め込む時期。
秋冬に溜め込んだもの(身体にとって不要なもの)を出そうとしているのかもしれません。
便だけ見れば「便が緩い=止めないと」と思うかもしれませんが、息子の一年の身体、一生の身体を考えると、
出さなければならないものがあるのだとしたら、あえて止める必要はないのかもしません。
二週間くらいして普通の便が出るようになる
しばらく続けて二週間くらいで普通の便が出るようになりました。
一番効果があったのはバナナなどの陰性の果物(野菜)をすっぱりやめたことだと思います。
マクロビの先生から、「子供は食べ物の幅は狭い方が良い」と言われました。
あれもこれも珍しいからと食べさせるのではなく、その時期に、その場所で採れるものを与えれば良いと言うことです。
つまり日本で採れる旬の野菜を食べるのが一番ということ。
バナナはフィリピンやペルーなどの遠くの国で栽培されています。
プルーン、アボカドなどもそう。
そういったものはあえてあげる必要はないのだと思います。あげるとしても時々に。
便が緩いとか、咳が出るとか、身体にとって良くない(と思われる)症状も、(身体の中の悪いものを出そうとしているなど)実は意味があるんですよね。
それにしても、オムツ交換の時の「やー!!!」は何とかしたい。
声が枯れるほど叫びます。
「やめてって言ってるでしょー!!!!!」