最近アレルギーを発症する子が増えていますよね。その食材を避けて生活するのは本当に大変なことだと思います。
特に卵。
そのまま食べるだけではなく、いろいろな料理に含まれますよね。
娘は生まれた時からある病気があるのですが、産んだ自分を責めたりしました。アレルギーも自分のせいではないかと思ってしまうママがいるかもしれません。
しかし卵アレルギーの原因はもしかしたら別なところにあるかもしれません。
それは「鶏が食べる餌」です。
子供のアレルギーを克服しようと思っている方、子供のアレルギーで自分を責めてしまうママの助けになったら嬉しいです。
昔は「卵アレルギー」なんてなかった
今でこそ卵アレルギーは珍しくないものだと思いますが、昔はなかったそうです。
どうしてでしょうか?もちろん昔は積極的なアレルギー検査がなかったのも理由だと思いますが、技術が進歩し、食べ物や環境が変わったからだと思います。
そして卵アレルギーの原因も、その鶏が食べているものにあると考えられています。(鶏を育てている方が言っていました)
そもそも昔は卵は貴重でした。「年に数個」しか産まないのが普通だったのです。しかし、今は品種改良がされて、「年に300個」近く産みます。
まずそれが普通ではないですよね。そんな改良された鶏が産む卵って・・・ちょっと怖くなりますね。
「昔の人が大切に食べていた卵」と「私たちが今食べている卵」では、質に大きな差があります。
黄身を黄色くするための飼料を与えている
皆さんは黄身の色が濃い卵を見てどう思いますか。
美味しそう!なんか良さそう!と思いませんか。買いたくなりますよね。
でもこれは自然な色ではないのです。
黄身の色は鶏が食べるもので調整されています。例えば飼料のメインを「とうもろこし(黄色)」にするなどすれば、黄色にしていくことができます。
もっと黄色くしたいのであれば、パプリカやマリーゴールドなどを与えるそうです。そうすると黄身の色が濃くなります。
でも、もしこの「とうもろこし」が「遺伝子組み換えのとうもろこし」だったら?(おそらくほとんどそうだと思いますが)
鶏の食べているものが黄身の色にも影響するのであれば、「遺伝子組み換えのとうもろこし」の卵を食べた人間に影響はない!とは言えないですよね。
また、鶏がポストハーベスト(収穫後に使用される農薬、防カビ剤など)が使われた飼料を食べていたら?私たちはその農薬の影響も受けるでしょう。
つまり、鶏が食べている物の影響でアレルギーが発症しやすくなっているということです。
ケージ飼いで薬が必要な鶏たち
今やほとんどの鶏が「ケージ飼い」です。狭いケージの中に何羽も入れられて、首だけ出した状態で生活しています。
ストレスも高く、鶏同士が互いにつつき合っていたり、毛をむしり合っていることもあるそう。そんな状態で育った鶏は健康とは言えず、ワクチンや抗生物質なども必要です。
私たちはその鶏たちが体に入れた薬の影響を受けていないと言えるでしょうか。
逆にストレスのない状態で育った鶏(平飼い卵など)は、健康に育つので、薬なども必要ありません。
健康な物を食べて健康になるという考え
健康ではない鶏、その鶏から産まれた卵
健康な鶏、その鶏から産まれた卵
どちらの方が食べた人を健康にするかと言えば、きっと後者ですよね。
卵に限らず野菜もです。
健康な野菜(農薬の必要がない環境で育った野菜)を食べれば健康になっていくと思います。
また逆も然りです。
薬が必要な鶏、卵、野菜を食べていたら、少しずつでも身体に影響を与え続けると思います。
食べ物にもエネルギーがあります。
私だったら健康な食べ物を食べて、健康でいたいなと思います。
まず質の良い卵を試してみて
赤ちゃんに与える卵を質の良い卵にしてみましょう。
それだけでアレルギー反応が出なかったと言う声も聞きます。
質の良い卵とは、
・平飼い(ケージフリー)
・ホルモン剤や抗生物質を使用していない
・餌に遺伝子組み換え作物を使用していない
・外国産の飼料を使っていない
・黄身を濃くするために餌に余分なものを入れていない
・有精卵
などです。
餌に余分なものが入っていないか注意してみてください。
地域差もありますが、1個40円〜100円程度はします。
それでも赤ちゃんには質の良いものを与えたいと私は思っています。
困っている方の参考になったら嬉しいです。